万人共通の正解はない

これが正しいというのは、自分の少ない経験のみから出せる答えであって、その答えですら今までの人生で学んできた色々な知識の組み合わせに過ぎない。同じことを学んでも、生きてきた過程が違い人格が違えば、出す答えもまた異なる。世界のどの歴史を紐解いても全く同じ人間を作り出すことができないように、万人に共通する正解を導き出すこともまた不可能である。人がこの世界を平和にしたいと願うのなら、愛などという不確定な幻想に頼るより、隣にいる人を受け入れることから始めればいいのだと思う。それはこの世で最も困難なことのひとつでもあるけれど。

隣の芝生はいつでも青い

小さな頃から違う誰かになりたかった。

クラスのマドンナみきちゃん。

少女漫画の主人公。

色鮮やかなアニメのヒロイン。


少し成長すれば、テレビの中で持て囃される芸能人に憧れる。

才能豊かなアーティスト。

世界で活躍するスポーツ選手。

 

いつも現実から遠いところに焦がれるのは、ここから逃げたいから。

自分から最も遠いところに逃げれば、それが幸せに繋がると思っている。


いつまでも自分から目を逸らしているから、現実の豊かさに気付けない。

正解と不正解

小さい頃は世の中の正解と不正解は全人類に共通するものなのだと思っていた。

学校教育の中では正解と不正解を出す訓練しかしていなかったから。

けれど、それさえ時と共に移ろうもので今でも役に立つ知識は読み書きと簡単な計算くらい。



クローゼットの栄養失調

いつも飢えていて新しい服を探している。

好きな服よりTPOを守った服を。


理想の服に近いけれど、細かい部分の作りやサイズや品質や素材が正解でない服。

予算の問題。

店員さんが怖くて、まずお店に入れない。


お気に入りって難しい。

見るだけでワクワクする服はたくさんあるけれど、着る度にワクワクする服にはなかなか出会えていない。


買っては捨て買っては捨ての無限ループをやめたいな。


ちょっと勇気のいる金額を払ってもお気に入りの服を買ってみよう。